晴れときどき 永遠に
あっという間に11月
最初の週末がやってきましたね
気持ちのいい秋晴れの日曜日は
母の十三回忌の法要でした
過ぎ去ってみれば
あっという間なようで
けれど とっても長かった12年
家族の誰もが 何かに迷ったとき
日々の様々な節目の中で
弱音をはかないように
時には
歯を食いしばったりなんてしながら
ふと 緩んだ時に
居てくれたらな…と
そんな気持ちを抱えて
過ごしてきたように思います
私の基準もいつの間にか
こんな時に母なら
なんて言うのだろうと
無意識に考える場面が多くあります
十三回忌は別名
称名忌(しょうみょうき)
というそうです
亡き人を想い
一巡り(12年)の無事を報告し
神様や仏様に守られていることに
今一度 気付く
そんな意味合いもあるそうです
法事の度に来てくださる
お坊さんが教えてくれました
唱えられるお経の
一つ一つの 響き
数珠を繰る事で生まれる音
背筋がシャンとするような
澄んだ空間の中で
沢山の思い出が
頭に浮かんでは消えて
忘れてしまう生き物だけれど
二度と会えなくても
その存在は薄れるどころか
日を追うごとに 色濃くなって
大切なことは 永遠に
自分の中にあるのだなぁと
感じる時間を いただきました
『 お母さんは家族の太陽 』
この言葉は まさにその通りで
彼女が 私を産んでくれたのと
同じ年齢になった今 (びっくり!)
まったく足元にも及ばないのだけど
笑っちゃうくらいに
うまく行かない日も
スキップしたくなるくらいに
嬉しいことがあった日も
変わらず 心の中で話しかけながら
私たちは今日も日々を続ける
今ある時間を どうか大切に…
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