ハロー 新月の夜とギー
焦がさないように
ほんの少しだけ
ドキドキしながら
コトコトとギーが
出来上がるのを眺める
バターと一緒に
気持ちもほぐれる
そんな気がするのは
甘い香りのおかげなのか
ヨガとアーユルヴェーダの
師匠である香先生の元で
学んでいた頃に
教わったのがギーとの出会い
当時の私は慢性的な頭痛持ちで
度々 頭痛薬を飲んでいました
飲んだら 楽になるのか?と言えば
必ず そうではなく
頭の半分が割れそうな位の
どうしようもない痛みを感じながら
次の朝がやって来る頃には
痛みもなくなっていることを
願い 泣きながら眠る
そんな日もありました
もちろん病院にも
行ったりしたけれど
規則正しい生活がなぜ大切なのかも
いまいち ピンときていなかったし
薬を飲むということ以外
何をしたらいいのか
今よりまだまだ若い
その頃は わからなくて
当たり前のように
薬をのんでいました
だけど理由はいつもあって
子供の頃 私は中々の偏食で
今思えば そんな生活の積み重ねや
日々の緊張や不安から
ドーシャが乱れた結果だったのかなと
思ったりします
母は食事から栄養を取らせるのが
さぞかし大変だっただろうなぁと
今なら
察することができるけど
子供の頃はそんなのわからなかった
ごめんね
アーユルヴェーダを学ぶうちに
根本から治したい
食や生活を見直そうという
チャンスと心が変化が
やってきたのは
ちょうど真冬の頃
毎朝のお白湯にギーをプラス
他にも色んな
変化を取り入れましたが
そんな暮らしを
しばらく続けてみたところ
『そういえばここ一ヶ月くらい
頭痛薬 飲んでないな…』
気付けばそれくらい
穏やかに でも確実に
変化していきました
頭痛の原因も様々で
今でも温度や気圧の変化
疲れが溜まったりなど
バランスを崩すことは
もちろんありますが
自分の調整法を1つ知ったこと
体験として変化を感じる
大きな経験をしたことは
私にとっては
心強い味方ができた
誇らしい気持ちでした
大人になって 味覚の変化と共に
食の好みが変わったことも!
ピッタを高めずに
アグニ(消化の力)を高めてくれる
純粋な油
使い方は様々で私は…
・お白湯に入れたり
・スープを作るとき野菜を炒める
オイルの代わりにするのが定番
・マッサージクリームとしても
完成したギーは
うっとりするような黄金色
新しい始まりの
無垢なエネルギーに満ちていて
なんだか 新月みたいよ
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